自分くらいは自分の味方

 こんにちは。
 
 ブログ担当の雄一です。これで十八回目のブログ更新となります。

 先日、とある資格の試験を受けにいきました。大人になると、学生の頃とは違って試験を受ける機会がなくなり、そのせいか試験前はとても緊張してしまいました。しかし、こうやって日々の勉強の成果が出るというのも、楽しいものだなと感じます。
 勉強している途中は、本当に自分が理解しているのか、前に進めているのか、よく不安になります。そのために、問題をひとつひとつ解けるようになったかを確認していく。学生の頃は、毎日のように授業で小テストがあったことを思い出します。あの時はとても嫌に思っていたことも、案外ちゃんと意味があったのだなといまなら少しわかります(もちろん、その時に戻りたいは思わないですが……)。
 
 ひとつひとつ積み上げていく。そういう感覚を大事にしたいなあと思います。なんとなく生きていると、なんとなく時間が経ってしまっていくような気がして、気づけば何もせずに過ごしていたようで、過去を振り返ってついすごく焦ってしまうときがあります。自分はこの間ずっと何をしていたのだろう? もちろん、ちゃんと振り返れば、その時その時でいろいろしているはずなのですが、時間が経てば経つほど細部は忘れていきますし、そうなると自信がなくなったりします。
 
 過去のことを振り返って、後悔することがよくありました。それはいまでもあるし、後悔がすべて悪いことではないと思うのですが、しかし、少しずつ自分の中で過去に折り合いをつけてきているというか、いろいろ失敗をしてきたけれど、それを含めてまあよかったかなと思えることも多くなりました。遠回りしているし、もしかしたら周りから見たらあまり進んでいない、変わっていないと思われるかもしれないけれど、自分くらいは、自分の理解者でいよう、自分のことを褒めるところは褒めてあげるようにしよう、と思えるようになりました。正確には、思えるようになったというよりは、無理やり思うようにしているところもあるのですが、そうやって、ある意味では自分を甘やかし、自分を大事にしていこうと思っています。

 心の中で自分のことを責めてしまう人は、案外多いのではないのでしょうか。でも、自分くらい、自分の絶対的な味方でいてもいいのかもしれない、そんなことを考えています。
 これを読んでいる人も、たとえば今日一日は、自分のことを褒めて、いい一日だったなあと振り返って眠ってみるのはどうでしょうか。そういう一日であったらいいなと願っています。

 それでは、また。

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