心澄助成金事業の採択事業が決定しました!

2023年度 心澄助成金事業の採択事業が決定しました。

特定非営利活動法人 心澄は、活動を始めたばかりで他の助成金への応募が難しい団体向けに
次世代の団体育成に繋がることを目指し、助成事業を2023年度より開始しました。
この度、厳正なる審査の結果、本助成事業の採択事業が決定いたしましたので、お知らせいたします。
※掲載の順番は、順位ではなくプレゼンの順番になります。

No.1 地域の子育て環境に火を灯す事業

   団体名 森のようちえん ながさきSUN
  代表者名 鶴 朋子
  申請金額 49,867円
助成決定金額 49,867円

<事業内容> ※申請書原文ママ
一本のマッチから火を起こすワークショップをする。
年齢差を考慮して焚き火台のゾーニングをする。
幼児向けに、低くて枝がくべやすく小さい火を扱う焚き火台、小学生向けに、深くて太い薪も入る大きな火を扱う焚き火台を設置する。
親や子どもが主体となり、参加者同士が協力して火おこしに取り組む。
裏山へ薪を拾いに行き、みんなで協力して火おこしをする。
火を起こすことは子育てに似ている。
うまくいかない事を何とかしようとするから、交流が生まれ「楽しさ」が生まれる。
出来た熾火で、さつまいもやじゃがいも、りんごなどのホイル焼きを楽しむ。
鍋で新米を炊く、同じ食卓を囲み交流することで、次第に仲間になっていく。

【講評】※各審査員の言葉を箇条書きしています。
子どもたちの自主性の他に、お母さま方の自主性も高めるという点や、今後お母さま方を巻き込んでいくというところに、将来性を感じた。
やりたいという熱意を強く感じた。
お母さま方の自主性を重んじるという形での方針をしっかりと持っている。
森の幼稚園という、自然体験の保育活動を中心として実際に活動している中で、よりよい活動のために応募したという必然性を感じた。
よい焚火台を購入していただき、活用している写真をインスタで拝見したい。

No.2 社会的養護経験者の交流会事業

   団体名 よりどころ
  代表者名 葛島 菜緒
  申請金額 42,150円
助成決定金額 42,150円

<事業内容> ※申請書原文ママ
10代~20代の社会的養護経験者を対象とした交流会(出身施設等職員も参加可)を月に一回程度実施する。交流会の内容については、12月にはクリスマスや年末、1月には年始と言った季節に応じたイベントごとを取り入れつつ、買い出しや調理といった生活にかかわる機会を設ける。
12月実施の交流会は、参加者全員でメニューを決め、買い出しや調理をし、「クリスマス&忘年会」としてパーティーを開きたいと考えている。また1月実施予定の交流会では、前月の交流会参加者の意見やアイデアも取り入れつつ、余暇活動や冬にちなんだメニューでの調理をし、「新年会」として食事会を開きたいと考えている。

<講評>※各審査員の言葉を箇条書きしています。
心澄の助成金に応募してくれたことに感謝。
若い人たちが養護施設を出た方々へのサポートが薄いということに気づき動こうとしてくれていることが嬉しい。
さらに他の機関と協働しながら活躍していくことを期待しています。
心澄のアフターケア事業と一緒に活動していきましょう。
立ち上げ当初で今大切なことはたくさん勉強することと、勢いを持って活動をしていくことだと思います。
応援したいと思っていますので、いつでも来てください。
心澄との連携の可能性を一番感じました。

No.3 第3回 アスター講演 性教育のいま、そしてこれから

   団体名 長崎性教育コミュニティアスター
  代表者名 中山 安彩美
  申請金額 50,000円
助成決定金額 50,000円

<事業内容> ※申請書原文ママ
第3回アスター講演会「性教育のいま、そしてこれから」を開催する。対象は長崎にお住まいの方。
オンラインの配信はなしで対面式の講演会とする。テーマは、当団体の活動の中で保護者から質問が多かった「トランスジェンダーの方のトイレや銭湯における様々な噂」にスポットライトをあて、講師に一般社団法人にじーずの遠藤まめたさんをお迎えし「LGBTQ理解増進法案における噂を考えよう(仮)」という内容の講話と参加者による学びの共有を行う。

<講評>※各審査員の言葉を箇条書きしています。
本当に理解をしてくれる人達で大きくしていきたいと、丁寧に団体を大きくしていこうするところに共感した。
今いる会員の方々の知識を深めていくということに、団体の基盤を固めていこうという方針に共感しました。
会員のほとんどが大学生であり、過去二回のイベントでも集客も上々であること、中山さんが積極的に講演を行うことで、周知広報になっているように感じた。
お体ご自愛下さい。
とても大切な活動を手弁当でありがとうございます。
私たちも講演はできなくても、現場で相談者の方々に伝えることができるように勉強したいと思います。

No.4 ながさき・愛の映画祭

   団体名 Take it!虹
  代表者名 儀間 由里香
  申請金額 50,000円
助成決定金額 50,000円

<事業内容> ※申請書原文ママ
第8回ながさき・愛の映画祭
・上映3作品【最も危険な年・星に語りて・アダマン号に乗って】
※今回の上映作品はすべてドキュメンタリー。
・多文化共生について考える対話型イベント:ヒューマンライブラリー
・視覚情報にとらわれず友人を作るイベント:ベストフレンドマッチング
・全ての人にとって安心できるトイレについて考える参加型展示:みんなのトイレ
・他団体と連携した展示交流ブース:みんながつながる展示会
・主催団体のおすすめの本の展示:みんなの本棚
上記、イベントを通して来場者と共に、自分とは異なる他者とこの街で共生していくためのヒントを模索する。また、異なるマイノリティ間での相互理解を図る。

<講評>※各審査員の言葉を箇条書きしています。
使命感を持ってとても意義のあるイベントを継続的に行われていることがよくわかった。
今回のプレゼンでこの助成金がいかに必要なものであるか、理解できた。
ぜひ活用していただければと思います。
応援チケット購入しました。
イベントの位置づけがよく分かった。なぜ必要なのかという理由がよく分かりました。
今後とも活動に専念していってください。
マイノリティの方同士のお互いの理解を深めようとする取り組みに感銘を受けました。
LGBTQに特化していない他の団体とも連携をしていることが良かった。
高校生や大学生をボランティアとして取り入れ、その方々の失敗する権利を大切にされていることに好感を持ちました。

No.5 長崎市西山3丁目を中心に探検する冒険ごっこ 地域と子どもを繋げる・子どもと地域の大人を繋ぐイベント作り

   団体名 冒険者ギルド 長崎の夜明け
  代表者名 浦川 龍徳
  申請金額 50,000円
助成決定金額 50,000円

<事業内容> ※申請書原文ママ
・月に1~2回、日曜日に子ども食堂を開催する。
 ※助成期間内では12月10日(日)、1月28日(日)に開催予定。
・12時~19時までの開催とし、食事の提供は昼と夜の2回行う予定。
・駄菓子やジュースなどをゲーム(クエスト)をクリアして獲得したり、近くの公園で遊んだり、子どもが食事とともに楽しく遊べる場・学ぶ場を提供する。
・食事代は子ども無料とし、大人はお気持ち制とする。
・生理の貧困対策として生理用品をプレゼントすることとしている。
・大学生や高校生のボランティアも参加しており、子どもや大人との関わりを学ぶ場にもなる。

<講評>※各審査員の言葉を箇条書きしています。
浦川さんのこれまで培ってきた人脈などを駆使して地域社会の子供たちのためにご尽力されている姿にとても感銘を受けました。ぜひ、この助成金をよりよい活動のために充てていただければ幸いです。
子ども食堂の仕組み(にゃん通貨・クエスト)が面白く素晴らしいと感じました。
「魔法の駄菓子屋 チロル堂」をご参照にこの活動をもっと活かしていただきたいと思いました。
子どもたちの夢を応援しながら、キャリア観を育む側面に魅力を感じました。
色々な団体との連携を続けていくところや、死んでも続けるという言葉に覚悟を感じました。
子どもたちが地域で楽しく過ごせる仕組みづくりをありがとうございます。
このような活動が多くの地域で増えていくことを願っています。

たくさんの団体にご応募いただき、誠にありがとうございました。
採択団体の皆さまには、後日文書にて決定通知書をお送りいたします。
今後の流れにつきましては、下の応募要項をご覧ください。
実績の報告については、こちらのページをご覧ください。


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