ひきこもりでお悩みの方へ

こんな悩みを
1人で抱えていませんか?

  • この状態がずっと続くのかな…

  • どうしても一歩が踏み出せない

  • どうにかしたいけど方法がわからない

  • 自分は何をやってるんだろう

引きこもりは、あなたに原因があることでも、誰かから責められることでもありません。

もし誰かに話したくなったら、私たちにあなたの気持ちを聞かせてくれませんか?
あなたのタイミングで、あなたのペースで大丈夫です。
そして、一緒にこれからのことを考えたり、最初の一歩を踏み出すお手伝いをさせてください。

ひきこもりの方々や保護者の皆様へ

宮本 鷹明

長崎県子ども・若者総合相談センター
ゆめおす センター長

ひきこもり状態が長期間にわたって続くのは、本人だけの責任ではありません。最初は様々な理由で家から出られなくなったかもしれませんが、同じ状況が長く続くと、本人が望んでも外出することが難しくなってしまいます。また、一人や家族だけで次の一歩を進んでいくことは、非常に困難なことが多いのです。そんな時には第三者の支援を頼っていただければと思います。

私たちが相談を受けた際に、一瞬で問題を解決することはできませんが、一緒に悩みを分かち合い、共に歩むことはできます。抜け出せないトンネルはないと言われることもありますが、苦しんでいる人にとっては、抜けるまで、もしかすると抜けた後もトンネルの中にいるような感覚です。また、一つのトンネルを抜けた瞬間に次のトンネルに入ることも珍しくありません。人生の次のステージでは次の悩みが出てきます。そして、この真っ暗なトンネルを一人で歩むことは、非常につらいものです。しかし、一緒に歩く相手がいるだけで、暗闇のトンネルに対する恐怖が薄らぎます。躓いた時にも、共有できる存在がいるかどうかは大きな違いです。

私たちは大したことはできませんが、一緒に歩むことはできます。現在悩んでいる方々で、連絡する勇気が湧いてきたのであれば、ぜひご連絡ください。あなたに合った形で関わり、焦らずにゆっくりと共に歩んでいきましょう。

個別相談

  • 来所での相談

    来所して頂き、ゆっくりと話を伺い、今後について話し合ったり、必要な支援機関を紹介したりします。子ども本人が来なくとも、保護者の方のみでも大丈夫です。他の相談機関に行っている方も同時に来ている方も多くいます。

  • 訪問での相談

    事務所まで来ることが困難な方などを対象に、スタッフが自宅等に行き支援します。訪問の時に行うことは、利用する人によりそれぞれで、家で話だけする方、散歩する方、ハローワークなど一人で行けない所に行く方、など様々です。
    目標の一つは、1人で相談機関等に行けるようになることです。訪問を利用したほとんどの方が一人での外出が可能になっています。

自立支援プログラム
(グループ活動)

  • 居場所

    コミュニケーション力向上を目的に、みんなで楽しく雑談やゲームを行います。柔軟に初めての方でも大丈夫なプログラムにしています。具体的な内容は、参加している方によって違うので、気になる方はまずは参加してみてください。

  • 清掃ボランティア

    キリスト教関係の教会に行き、玄関や礼拝堂等の清掃ボランティアを行います。ボランティア先への電話・ボランティア開始と終了の挨拶・休憩、等社会的な関わりの“練習の練習”を目的として行っています。

  • 七色クローバー(絵描サークル)

    絵を描く活動です。内容は、心澄や外部からのイラスト依頼を受け行うほか、地元の“フリージャンル同人誌即売会”への出店を行います。依頼やイベントがない時は、それぞれが絵を描きつつ、絵の練習を行って過ごしています。来れない方は、出店時に保護者の方から作品を頂き、一緒に店に並べることもしています。

  • 就労継続支援B型

    毎日通える場所で、基本的にPCや清掃、料理等の軽作業を行って過ごします。仕事練習の場となっており、作業はしなくても、まずは通うだけの練習からでも可能です。大変な時は休憩室で休んでも大丈夫です。病院に通っている方がB型のメンバーですが、病院に通っていない方も同じように参加が可能です。

  • 人形劇

    園児向けに防災教室を作成し公演したり、年配の方向けに等幅広く行っています。年に3回ほど公演しています。声優に興味がある方、絵を描くのが好きな方、裁縫が好きな方、日曜大工が好きな方、何かやることがあれば集団の中に居れる、など入り口は様々ですので、気軽に参加可能です。話さなくても何かの作業がありますので、最初も安心して参加してもらえます。

ご家族向けプログラム

  • 家族会

    基本的に保護者同士で集まり、お互いの情報交換や、子どもの関わり方について話し合っています。スタッフだけでなく、当事者からの意見を聴く機会を持つこともあります。様々な状況の保護者がいるので、参考になるかと思います。例えば、不登校やひきこもりが始まったばかりでどうしたらよいのか悩んでいる方から、再び外に出だしたお子さんを持つ方まで様々です。

ご相談を待っています

まずは、ご相談ください。
お話を伺いながら、あなたに合った自立支援プログラムや
関係機関を一緒に探していきます。
まとまっていなくても、うまく話せなくてももちろん大丈夫です。

LINEで相談する(長崎県子ども・若者総合相談センターの
相談アカウントに繋がります)
電話で相談する
095-824-6325

(長崎県から受託している、
長崎県こども・若者総合相談センター ゆめおすに繋がります)